家づくり
積水ハウス ZEH住宅のリアルな光熱費を公開
2019年6月9日 コウ https://lifeworkshare.com/wp-content/uploads/2018/11/ともくらしロゴ.jpg ともくらし
縁側や土間。日本の民家には内と外をつなぐ中間領域のよさがありました。
その心地よさを先進の科学技術で実現するスローリビング。大開口の明るい空間、プライバシーを保ちつつ陽だまりに和む深い軒下空間。
高断熱性能と超高断熱サッシにより快適性が広がる大空間。
そこで感じられるのは時が止まったかのような穏やかな空気です。
こんなお家に住んでみたいわ~~~!
スローリビングの特徴は3つです。
わが家もスローリビングに憧れて、スローリビングの要素を取り入れた家づくりをしてみたつもりです。
一般のお家で展示場のようなスローリビングはどこまで実現できるのでしょうか!?
わが家のウッドデッキはフルフラット。段差がないのです。
リビングからウッドデッキに出るときに隔てるものがないと、床が外に続いているよう。家の中と外の行き来が自由です。
カーテンを開けていると、ウッドデッキが床の延長のように感じられて、リビングが広く感じます。
ウッドデッキの存在によって、家の内と外とのつながりを感じられるリビングになったと思います。
南側の窓は横幅5メートルあります。
昼間は5メートルの窓から光が入ってくるので、とても明るいです。
東側には窓がなく、西側にも細長の窓があるだけですが、南側の窓が大きいので暗いと感じたことはありません。
わが家の軒下は1.5メートルあります。
展示場などの豪邸は軒下2メートルくらいありそうですが、1.5メートルもあれば十分です。
やっぱり、直射日光が入ってこないのでとても居心地がいいです。
軒が深くても窓が5メートルもあるので、光が入ってこないということもありません。
ホスクリーンをつけたので、洗濯物が干せるのもグッド。軒が深いので雨が降っても濡れないので、超便利です。
大開口サッシと深い軒にしてよかったことは、居心地がいいこと。それに尽きます。
リビングがウッドデッキの端まで続いてるように感じるので、空間が広く感じますね。
晴れの日はフラッとウッドデッキに出て、庭を眺めてみたり。
家の中にいても穏やかな日の光が入ってきて、夏は涼しく、冬は暖かい。
展示場のような本物のスローリビングにはならなかったかもしれないけれど、わが家にとってはとても居心地のいいリビングです。
ただ、スローリビングは暮らしてみるとふたつのデメリットがあると感じます。
スローリビングの特徴は南側に大開口の窓を設けること。デメリットは、風通しだと思いますね。
南側に大きな窓をつけたものの、東、西、北側に大きな窓をつけないと、風通しが悪くなってしまいます。
わが家は北側の洗面所の窓から風が入ってくるので何とかなっていますが、北側の窓がなかったらかなり風通しが悪いリビングになっていたと思いますね。
南側に大開口の窓をつける場合、風が通るように小さな窓も作っておいた方がいいと思います。
大開口の窓のいちばんのデメリットは、夜に開けっ放しにしておけないことです。
大開口の窓は人が簡単に入って来れるため、開けっぱなしにしておくのは防犯上、危険です。
なので、夏の暑いときは窓を開けずにエアコンをつけています。
小さい窓がたくさんあれば、少しくらいの暑さならエアコンをつけずに窓を開けるところなんですけどね。
まぁ、防犯をあまり気にしないなら、シャッターを半分まで降ろして窓を開けるという方法もあると思います。
スローリビングのデメリットも書いてしまいましたが、デメリットを上回るメリットがあると思いますよ。
開放感があるとても居心地のよいリビング。やってよかったです。
理想をいえば、大開口の窓のほかにも、小さな窓をいくつかつけた方が暮らしやすいかもしれません。
お家を建てるときの参考にしてみてくださいね。