「住友林業で家を建てたかったけど、高くて諦めた!」
周りの友だちの間でそんな声をたくさん聞きます。
わが家は、積水ハウス、住友林業、ミサワホームからプランを出してもらい、概算見積もりをもらいました。
住友林業は果たして本当に高かったのか!?
本当のところを分析してみました。
ハウスメーカーに提示した条件
- 予算は4000万円(土地代は含まない)
- 延べ床面積は40坪
- ZEH対応にしたい
- 床暖房設置
- 蓄電池をつける
- エネファームをつける
- お風呂はTOTOのサザナ
- トイレはTOTOのネオレスト
- 天井を高くしたい
- 玄関ドアは電子錠
- 外構は別の会社に頼む
住友林業からの概算見積もり
【概算見積のざっくりした数字】
ハウスメーカー | 住友林業 | |
---|---|---|
坪数 | 40.94坪 | |
建物工事 | 太陽光、エネファーム、蓄電池含む | 42,000,000 |
付帯工事 | 給排水、電気、照明、カーテン、エアコン | 2,000,000 |
その他諸経費 | 登記、建築確認、性能評価申請、長期有料住宅申請、水道負担金、 火災保険、融資諸経費 | 880,000 |
消費税 | 3,500,000 | |
計 | 48,380,000 |
主なプラン
- ビックフレーム工法
- 屋根は瓦光一体型
- 外壁はシーサンドコート
- 断熱材はグラスウール16キロ70mmを使用
- 窓はリクシルのアルミ樹脂複層Low-e複層
- 1階の窓はすべて防犯ガラス(電動シャッターなし)
住友林業の坪単価の分析
わが家のプランは坪単価118万円(本体工事のほか付帯工事と諸経費も含みます)
これはいくらなんでも高すぎるのでは!?
どうやら住友林業さんは、値引きありきの見積もりをされるようです。
営業マンからは「あくまでも定価ですから!!」と強く念を押されました。わざわざ定価を高く表示して、値引きを多く見せようとしているのでしょうか?
営業マンは電話で「積水ハウスはいくらだったんですか!?4000万円超えましたか!?」と何度も聞かれたので、他社の価格を教えてうまく価格交渉すれば、500万円くらい値引いてくれたのかもしれませんね。
ネット上で無料で間取りプランや資金計画書を作成してくれるサービスタウンライフ家づくりもあります。大手ハウスメーカー複数にプラン作成を依頼できます。
他社と相見積もりを取るときのポイントは、同じ価格帯のハウスメーカーと競わせること。おすすめは積水ハウスですね。
わが家の場合、積水ハウスよりも住友林業の方が高い金額の見積もりが出たんですね。
今になって思えば「積水ハウスは〇〇〇円だったので、それよりも低い金額だったら契約します!」と言って交渉すればお値引きしてくれたかも。わが家はそこまでストレートな値引き交渉はしなかったんですけどね。
仮に、家のグレードを落としてZEH仕様にしなければ、若干価格は安くなっただろうと思います。(300万円は安くなったかな?)
それでも、住友林業は工期が半年と長く大工さんの人件費が高いため、大幅なコスト削減はできません。
提案工事(いわゆるオプション工事)をしないと「しょぼりん」(住友林業の木の良さを生かし切れていない残念な家のこと)になってしまうので、提案工事を削るというのもいかがなものかと思いますし。
坪単価90~100万円は覚悟するべき、高価格帯のハウスメーカーさんであることは間違いないでしょう。
ちなみに住友林業、残念ながら申込金5万円を払わないと見積もりを作ってくれません。ネット上で無料のプラン作成はできないハウスメーカーさんです。
価格交渉を有利に進めるためには他社からも見積もりをもらったほうがいいと思います。他社は無料で見積もりを作ってくれますから、
タウンライフ家づくり