公認会計士

こんな人は公認会計士になるのやめとけ

こんにちは、コウです。

私は公認会計士として6年働いています。

社会人3年目で一念発起して公認会計士試験職を受験・合格し公認会計士になりました。

公認会計士になったことは後悔していませんが、「公認会計士はなるのも大変、なってからも大変」というのが正直なところです。

「予備校に高いお金を払って難関資格を突破しても、これから会計士は食えないからやめとけ」

と言う気は全くありません。

会計士は難関資格を突破するだけの価値がある資格だと思いますが、ある程度の覚悟と資質が必要な資格だと思います。

この記事では「こんな人は公認会計士になるのはやめとけ」ということを書いていきます。

 

公認会計士になる強い意思がない人

 

公認会計士になるには3つのハードルがあります。

公認会計士になるハードル

 

  1. 公認会計士試験に合格する
  2. 監査法人等へ就職する
  3. 修了考査試験に合格する

 

それぞれのハードルはそれなりに難易度が高いです。

 

①公認会計士試験の合格できる人の割合は約1割

②監査法人に就職できる人はその中の1割

③公認会計士として認められるためには、監査法人などで3年間の実務補修を経て修了考査に合格しなければならず、合格率は7割

 

この長い道の途中で

「10%しか合格できない公認会計士試験に自分は受かるんだろうか?」

「試験に合格できても監査法人等へ就職できないかもしれない・・・」

「監査法人で働きながら勉強して修了考査に合格できるんだろうか?」

と不安を抱くことになります。

 

これらの不安を乗り越える覚悟がないと公認会計士にはなれません。

公認会計士になるためには大きなハードルを乗り越えて挑戦できる覚悟がある人でなければ心が折れてしまいます。

「なんとしても公認会計士になってやる」という強い意志がない人は、公認会計士を目指すのはやめとけ。

 

体力のない人

 

公認会計士の仕事は時間との勝負です。

監査業務は採取的な仕事の成果である監査報告書の提出期限があらかじめ決められています。決算が締まってから監査報告書の提出期限までに仕事を終わらせなければいけません。

決算期では定時に帰れることはなく、終電なんか当たり前、土日も働いて1週間の曜日感覚も「月月火水木金金」に近い世界になります。

決算の締め日から監査報告書提出日というタイトな締切がある仕事をしていくなかで、毎日夜遅くまで働き続ける体力が公認会計士に求められる資質です。

というわけで、体力がない人は公認会計士になるのはやめておいたほうがいいです。

 

数字に弱い人

 

公認会計士はクライアントの数字を見るので、数字に弱い人は向かないです。

数字に弱いとは学生時代に数学の勉強が苦手だったということとは全然違います。財務諸表は足す・引く・掛ける・割るの算数でできているので、三角関数や微分積分などは全く使いません。

数字に対する強さというのは物事を数字に置き換えて考える力のことです。

財務諸表はクライアントの企業活動の成果を表すものなので、企業活動を数字でとらえる力が必要です。

この事業活動を行えばどこの財務諸表の数字が動くのか?

この財務諸表の数字が動いたということは別の財務諸表の数字にも影響が出る?

など、個々の活動を数字でとらえ、その活動が財務諸表全体の中でどのような数字的な影響を与えるのかを考えられる人が数字に強い人ということになります。

数字に弱い人=数字に置き換えて物事をとらえられない人は公認会計士には向きません。

 

コミュニケーション能力がない人

 

監査業務は一人でできるものではなく、チームとして取り組むものです。

担当業務の疑問点や進捗状況はすぐに他の人に聞かないと監査業務は終わりません。業務を管理する立場であれば、分担した業務の進捗状況が順調か確認する必要があります。

そのような疑問点・状況確認を気軽に聞ける関係を築くことやコミュニケーション能力がとても大事になります。

自分の組織内だけでなく、クライアントに対しても同じことが言えます。

クライアントがどのような事業をしているのか?事業のどこにリスクがあるのか?クライアントとのコミュニケーションを通じた理解が重要です。

監査証拠の元となる資料を準備してもらうのはクライアントなので、どのような情報が欲しいのか正確に伝わらなければ仕事になりません。

会計士は一人で黙々と数字だけを追いかけていればいいイメージがあるかもしれませんが、現実は人付き合いがコミュニケーション能力がない人は向かない仕事です。

 

上下関係の苦手な人

 

監査法人に入って強く感じたのは公認会計士の世界では徒弟制度的な色合いが強いということでした。

監査法人として組織はあるものの、クライアントに対しては業務執行社員として個人が業務に責任を持つ世界です。

組織内の有力者であるパートナーににどれだけ気に入られるかによって組織内で昇格できるか、優良なクライアントチームに入れるかが大きく影響してきます。

今ではだいぶ少なくなってきていますが、体育会的なシゴキ(大量に仕事を任されるなどほとんどパワハラ)もあり、そのようなシゴキを乗り越えられる人が出世していきます。

監査法人内には今でも体育会系的な上下関係が残っているので、そのような上下関係が苦手な人は公認会計士には向いていません。

 

仕事にクリエイティブさを求める人

 

監査業務は何か新しいのもの・サービスを作り出すわけではありません。

「公認会計士は資本市場の番人として企業の財務諸表に信頼性を付与する」と言われても現実的にはピンときませんし、監査業務の最終成果品は監査報告書という1~2枚の紙となります。

監査報告書を出すためには地道に監査手続きをして、監査証拠を集めて、ということに取り組むことしかできず、何か革新的な方法があるわけではありません。

このように地道な業務の割に目に見える成果が伴わないとことに対して我慢ができず、監査業務が嫌になって退職する人はたくさんいます。

新しいのものを作り出すクリエイティブな仕事がしたい人は、公認会計士になってみたら仕事がつまらないということにもなりかねず、公認会計士は向かないと思います。

 

公認会計士に向いている人

 

逆にいえば、公認会計士に向いているのはこんな人です。

 

公認会計士に向いている人
  • 公認会計士になる強い覚悟のある人
  • 体力のある人
  • 数字に強い人
  • 人付き合いの上手い人
  • 上下関係を苦にしない人
  • 地道な仕事ができる人

 

公認会計士は難関資格であり専門的な知識だけではなく、体力や人付き合いなどコミュニケーション能力も必要になります。

それでも公認会計士にしかできない仕事があります。

ぜひ強い意志と覚悟を持って公認会計士を目指してください。

 

公認会計士を目指す方へ。どの予備校を選んだらいいか迷っていませんか?私の実体験を踏まえ最新情報をまとめましたので参考にしてみてくださいね。

【2019年】公認会計士試験の予備校比較 大原・TAC・LEC・クレアール・CPA会計学院

 

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