ユウリです。
私は育休中に保育士試験に独学で一発合格しました。
保育士試験の合格のノウハウをブログにて公開させていただいているので、お問い合わせをいただくことも多いです。
「受かりました!」というご報告よりも「受かる気がしません」「勉強の方法がわかりません」「何年も落ち続けてます」というコメントの方が多いのが実情です
保育士試験の合格率は約20%であり、80%の方は不合格となるのですから無理もありませんよね。
私なりに保育士試験に落ちる原因と対策法について分析してみました。
目次
保育士試験に落ちる4つのパターン
保育士試験に落ちてしまう方は原因があります。
私なりに「あるある4パターン」を分析してみました。
合格するためには逆のことをすればいいんです。
最初から保育所保育指針を読まない
保育所保育指針を読んでも頭に入らないのはあたり前です。
最初から保育所保育指針を読むのはやめましょう。挫折します。
保育所保育指針を読むのは過去問題を2回以上解き終わったあとにしてください。
最初はテキストを読むだけにする
テキストをノートにきれいにまとめるのは時間のムダです。最初は読むだけで構いません。
どのテキストを使ってもいいので、たくさんのテキストに手を出さないようにしてください。同じテキストを何度も使ってください。
過去問題を2回解き、アウトプット⇒インプットを繰り返す
テキストを読み終わったら過去問題(または予想問題)を解いてください。
おそらく全然できなくてビックリすると思います。正答率は40%以下で構いません。それでいいんです。
ここからが大事です。
①間違えたところとよく覚えていなかったところの解答・解説をじっくり読みます
②テキストの該当する箇所を蛍光ペンでチェックします(ノートに書いてもOK)
④保育所保育指針に関する問題は保育所保育指針の該当箇所を蛍光ペンでチェックし、読み上げます
こうすることにより、問題を解きながら覚えることができます。保育所保育指針も頭に入りやすくなります。
過去問題集は2回は解いてください。
間違えた部分は過去問題を解いたあとのサイクル①~③を繰り返します。
こうすることにより
【問題を解く⇒考える⇒アウトプット⇒テキストを読む⇒インプット⇒・・・】
というサイクルができますよね。
同じ問題を解いているので。問題集を2回解いたあとの正答率は100%近くになっているはず。
最後に苦手科目を集中的にやる
保育士試験は9科目もあるので、どこから手をつけていいのか分からなくなる方がいます。
優先順位を考えて勉強しなければなりません。
私がおすすめしている方法は過去問題を2回解くまでは9科目通して同じようにやり、苦手科目は最後に集中的にやる方法です。
①9科目すべてテキストを読み、全体の内容をつかむ
②9科目すべて過去問題1回目⇒2回目(過去問題を解いたあとのサイクルのとおり)
③苦手科目(正答率が悪い科目)を洗い出す
④苦手科目は過去問3回⇒テキストをじっくり読み返す
得意科目は過去問題を2回解くだけでOKです。
苦手科目は過去問題を3回以上やり、テキストをじっくり読み返します。時間があるときは覚えにくい部分をノートに書いてもOK。
具体的なお問い合わせへの答え
当ブログにお問い合わせをいただきましたのでご紹介します。
今まで解説した内容を実例に合わせてご回答した方が分かりやすいので、私なりに考えてみました。
勉強出来る時間が最大平日は3時間、土日は6時間くらいは取れそうです。
保育士テキスト(上下巻)をまもなく読み終わりますが、このままアウトプットに移行していく感じでいいでしょうか?もう一度読み直した方がいいのでしょうか?
Q1.保育指針から読み始めてますが、聞きなれない単語ばかりで頭に入りません
Q2.最大平日は3時間、土日は6時間くらいは取れそうです
Q3.保育士テキスト(上下巻)をまもなく読み終わりますが、このままアウトプットに移行していく感じでいいでしょうか?
問題を解いて60点取れない方へ
これまで説明したやり方で勉強しても60点以上取れない方は一発合格は厳しいのかもしれませんね。
もしご自身でやれるところまではやったと思えたのなら、一度保育士試験にチャレンジしてみてもいいと思います。きっと何科目か合格できるはずです。
一発合格にこだわらず、個人のキャパシティに合わせて2~3年かけて合格するプランもありでしょう。
保育士試験は対策をすれば受かる試験ですから、あきらめずにチャレンジしてみてくださいね。