久しぶりの更新となってしまいました。なんだかブログを更新する気が起きず、なんなく放置。
その間にも積水ハウスとの打ち合わせは進み、先日地鎮祭を迎えることができました。
わが家は積水ハウスに決める前に、住友林業さんとも商談を進めていました。
一時は積水ハウスと住友林業のどちらにするか本気で迷ったものですが、住友林業さんの対応に関しては不信感を覚える部分が多く、今となっては住友林業と契約しなくてよかったという思いでいっぱいです。
今回は、我が家が住友林業の対応で不信感を覚えた部分を書き残しておきたいと思います。
申込金5万円を払ったのに見積もりを出し渋られた
わが家は住友林業さんにプランを作成してもらうにあたり、申込金5万円をお支払いしました。
他に積水ハウスとミサワホームにもプランを作っていただきましたが、申込金制度はなく、無料でした。
申込金5万円は敷地調査費用という名目でしたが、住友林業は敷地調査をしなければ間取りの作成をしてくれません。つまり5万円を払わなければ間取りも作ってもらえないのです。
もちろん敷地調査はきちんとしていただけましたし、間取りも作ってもらえました。が、見積もりはなかなか見せてもらえませんでした。
おそらくは積水ハウスの見積もりができて金額が分かった時点で「後だしじゃんけん」がしたかったのだと思います。
積水ハウスと価格勝負したかったのか?営業マンがわざわざ電話をかけて来て、積水ハウスの見積もりの価格を聞いてきました。
「積水ハウスさんはいくらだったんですか?4000万円超えたんですか?」
住友林業の見積もりはなかなか見せてくれないのに、他社の金額を根掘り葉掘り聞かれてとても不愉快でした。
最終的にはしぶしぶ見せてもらえましたが、見積書はすぐに回収されてしまいました。持ち帰ることもできず、メモをするのも禁止だそうです。
営業マン曰く、「今はSNSとかもあるから、よっぽどのことがなければ見積もりは出せないんです」とのこと。
「5万円払ってるんだからよっぽどのことだろ」とは思いましたが。なぜそこまで見積もりの金額を隠したがるのでしょう。隠すものでもないと思うのですが…
申込金5万円の話はこちらの記事でも書いてます。
営業マンに当たりはずれがある
どうやら住友林業さんは営業マンに当たりはずれがあるようです。わが家はハズレに当たってしまったのかもしれません。
まだ若い女性営業マンの方でとても頑張っているようには見えるのですが、対応にはかなり不安を覚えました。
営業マンに「この前〇〇って言ってましたよね?」と、まったく身に覚えのない話を振られたり。おそらく人間違えしていたのでしょう。
営業マンの仕事はとても大変なので、もしかしたらキャパオーバーになってしまっていたのかもしれません。ある日はすっぴんノーメイクで疲れた表情のときもありました。
それにしても、メンテナンスプログラムをいただく約束をスッカリ忘れられたことにはビックリしました。
メンテナンスプログラムとは、今後30年間の家のメンテナンスの費用がいくらかかるのかを具体的に記載してあるものです。
積水ハウスとミサワホームは「ランニングコストはいくらですか?」と聞いたところ、すぐにメンテナンスプログラムを作成して渡してくれました。
ところが、住友林業は「次回までに用意します」と言って、打ち合わせ記録にもメモをしてあったにも関わらず、スッカリ忘れており、メンテナンスプログラムをいただくことができませんでした。
どれほど仕事が忙しかろうとも、契約前から約束を守らないハウスメーカーとは怖くて契約ができません。
押しは強い
営業マンの対応はイマイチでも、「押し」は強い住友林業。
打ち合わせに支店長が出てきましたが、住友グループらしく押しの強いタイプ。プライドが高そうでなんとも苦手なタイプでした。
この支店長に「みなさんハウスメーカーは人で選んだという方が多いんですよね。うちの営業マンと設計士の人間を評価して選んでください!キリッ」みたいなことを言われて、苦笑してしまいました。
私の友だちは契約前の最後の打ち合わせで支店長が出てきて、「〇〇〇万円値引きますから、うちで決めてください!!」と迫られたそうです。
住友林業は総じて押しが強いメーカーさんだと思います。
イニシャルコストが高い
住友林業は高いです。
まず、イニシャルコストの高さ。住友林業、ミサワホーム、積水ハウスからできる限り同じ条件で見積もりをもらったところ、住友林業が一番高かったです。
住友林業:4838万円
ミサワホーム:4256万円
積水ハウス:4792万円
ミサワホームよりは600万円も高く、積水ハウスよりも50万円高かったです。
おそらく半年もかかる工期の長さ、現場で手作業で行う作業が多いため人件費がかさむことから家の価格が上昇しているのでしょう。
値引きもしてくれるのでしょうが、私の友人は契約後の仕様変更で値引き分が金額アップしてしまったそうです。
営業マンに「一生に一度の買い物ですから妥協はしない方がいいと思いますよ」などと言われ、契約後に金額がアップしてしまったとか…
住友林業は値引きを多くしているように見せかけ、契約後に値引き分も回収しようとする作戦なのではないかと勘ぐってしまったほどです。
見積もりの内容の詳細はこちらの記事をどうぞ。
ランニングコストも高い?
さて、住友林業さん、メンテナンス費用は安いということをアピールしていますが、本当にそうでしょうか?
そうであるならば、なぜメンテナンスプログラムをすぐに作成して実際にかかるであろう費用を教えていただけないのでしょう?
住友林業の家の外壁(シーサンドコート)は塗り替えにいくらかかるのでしょうか?下地がモルタルのまえ地震などでクラックが入った場合、塗り替えをしなければならないのでは?
塗り壁はすべて塗り直すと300万円はかかります。住友林業がメンテナンスプログラムを出してくれなかった以上、シーサンドコートの塗り替えにいくらかかるのかは不明ですが、安い金額ではないと思われます。
イニシャルコストが高いだけでなく、ランニングコストもいくらかかるのか不明瞭で、不安を覚えました。
アフターが悪い
ここまで住友林業の批判を書いてきてしまいましたが、実は実家が住友林業で家を建てています。
父は住友林業の対応が悪さに呆れており、住友林業はおすすめしないそうです。
あまり詳細は書けませんが、住友林業のミスで屋根にひびが入っていたり、「連絡する」と約束したのに、いつまで経っても連絡をしてこないことが何度かあったり…
家の性能に関してはそれほど不満はないようですが、対応のいい加減さにはかなり不満がある様子。
家を買うなら、家の性能だけでなく、アフターフォローも良いところを選びたいですよね。
ここまで住友林業に対する批判を書いてしまいましたが、住友林業で家を建てて満足している方もたくさんいらっしゃるでしょうし、あくまでもわが家の主観で書いた記事なので、ご判断はご自身でお願いしますね(笑)