我が家は2018年に積水ハウスの鉄骨イズロイエの戸建て住宅を建設しました。
2019年になって、初めてイズロイエの固定資産税の通知が届いたので、リアルな固定資産税額を公開していきます。
目次
固定資産税額は評価額×税率
固定資産税は建物を所有するとかかる税金で、1年に1回支払う必要があります。
固定資産税の税金額は固定資産税評価額×税率で決まります。
固定資産税と似ている税金、都市計画税もあります。
都市計画税も固定資産税評価額×税率で納税額が決まります。
イズロイエの固定資産税評価額の目安は1㎡あたり9万円
固定資産税は固定資産税評価額によって決まります。
新築の場合は建物を建てたあとに市町村役場の人が調査をして固定資産税評価額を決めます。
わが家も市町村役場の人が調査に来ました。
固定資産税評価額は建物を建てる前にどの程度の金額か、積水ハウスに教えてもらえます。
下の写真は我が家の建設前に積水ハウスの人から渡された資料です。
資料にあるとおりイズロイエ(鉄骨)の固定資産税評価額の目安は1㎡あたり9万円です。
我が家は135.35㎡なので
135.35㎡×90,000円=12,181,500円が見込みの固定資産税評価額となりました。
ちなみに、固定資産税の税額の計算ですが、平成32年3月31日までに新築された住宅について軽減措置があります。
我が家の場合長期優良住宅なので、固定資産税の軽減措置によって5年間の軽減措置があり、1年目の固定資産税+都市計画税の金額の予測は12万円でした。
さて、実際の納税額はいくらになったでしょうか。
1年目の固定資産税+都市計画税額は11万円
4月に役所から固定資産税と都市計画税の納税通知書が来ました。
納税通知書に書かれた金額は11万3千円!
積水ハウスからの試算では固定資産税+都市計画税が12万円となっていましたので、積水ハウスの試算とほぼ一致しています。
家を建てたあと50年間の固定資産税総額は400万円
持ち家住宅のコストである固定資産税の今後の見込みはどれくらいになるでしょうか?
固定資産税を計算するときに気を付けるポイントは2つあります。
- 長期優良住宅の軽減措置は5年目まで。6年目からは固定資産税が高くなる
- 固定資産税の評価額は3年ごとに減る
新築住宅の軽減措置は5年目まで
新築住宅は軽減措置があるので固定資産税がだいたい3割ぐらい安くなっています。
新築の軽減措置は3年目まで。長期優良住宅なら5年目までで終わってしまいます。
積水ハウスはほとんどが長期優良住宅なので5年目まで固定資産税が安くなります。
6年目から固定資産税がぐっと高くなるのでご注意を。
固定資産税の評価額は3年ごとに減る
固定資産税は評価額×税率で決まります。
評価額は時の経過とともに評価を下げる調整をする経過年数補正率をかけて計算するので、3年ごとに行われる評価替えのたびに減っていきます。
経過年数補正率は鉄骨住宅の場合は30年目以降には0.2という一定の率で落ち着きます。
つまり、当初金額の20%の価値は必ず残るということです。
2つのポイントを踏まえて計算した結果が下の表になります。
経過措置がなくなった6年目に一気に高くなり、その後3年ごとの評価額の改訂のたびに少しずつ減っていきます。
経年減価補正率が一定となる30年目以降は46,200円で一定となります。
10年間の累計額は1,243,800円
30年間の累計額は3,069,100円
50年間の累計額は3,993,100円
ということになりました。
50年間で400万円は凄い金額ですね…!
持ち家は税金や維持管理など毎年一定の支出をしていかないといけないので支出を抑えて、家を大事に使っていきたいと思います。
これまでの計算は鉄骨住宅のケースです。木造住宅は経過年数補正率が違うので、鉄骨住宅よりも固定資産税がだいぶ安いです。
鉄骨住宅と木造住宅の固定資産税がどれだけ違うか、あとでブログにアップしますね。
以上が積水ハウスイズロイエのリアルな固定資産税の金額でした。
これから家を建築する方の参考になったらうれしいです。