電力の自由化によって、消費者は自由に電力会社を選べるようになりました。
わが家はマイホームを新築してから一年後、少しでも節約しようと東京電力から楽天できんきに電力会社を変更しました。
楽天でんきに変更した結果、1カ月あたり1200円も節約することに成功しました。楽天ポイントで支払って、現金の支払いは0円で済んでます。
目次
楽天でんきへの移行を考えた3つの理由
自分で調べたり、電気代比較サイトを利用した結果、わが家には楽天でんきが合っていると考えて楽天でんきへ切替ました。
どこの電力会社に変更するか迷っている方は、以下のサイトで比較してみてください。無料なので。↓
①基本料金がない
一般的な電気料金の内訳には次の2種類があります。
- 基本料金
- 従量料金
①基本料金は電気を使っても使わなくてもかかる料金です。電気を全く使っていなくても毎月、この基本料金は支払わなければいけません。
②従量料金は電気を使えたびにかかる料金です。
楽天でんきのすごいところは電気料金に基本料金がないところです。
なので、全く使わなかったら電気代は0円ということになります。
電気代も使った分だけで計算されるので、使用する電気を節約すればするほど電気代も比例して安くなっていくので節約した達成感があります。
また、楽天でんきは基本料金がないので、最初に何アンペアで契約するか悩む必要がありません。
②料金プランがわかりやすい
さらに従量料金の単価が一定です。
楽天でんきと東京電力の料金プランを比較してみます。
楽天でんき | 東京電力 | |
基本料金 | なし | 1,685円 |
従量料金 | ||
0~120kWh | 26円/kWh | 19.52円/kWh |
121~300kWh | 25.98円/kWh | |
301kWh~ | 30.02円/kWh |
※楽天でんきは東京電力エリアの一般家庭向けであるプランS。東京電力は一般家庭向けのスタンダードS(関東エリア)の40A契約で表を作っています。
楽天でんきは従量料金だけで、単価も一定なのでとても分かりやすい料金プランです。
東京電力など他の電力会社では使用する電気量によって単価が変わったりと、電気代の計算がとても難しいです。
楽天でんきなら使った分だけ、〇kWh×26円で電気代が計算されるのでとても計算が簡単です。
さらに、従量料金単価が26円と低い設定なので、301kWh以上使う方は東京電力よりも電気代が節約できることになります。
③支払いに楽天ポイント(期間限定ポイントも)が使える
楽天でんきには楽天グループなので、楽天ポイントで支払いができるんです。
わが家はどっぷり楽天経済圏で生活をしているので毎月の支払いが生じる楽天でんきにポイントが使えるのはかなり便利です。
楽天市場でのお買い物や楽天カードで支払いしたポイントがたくさん溜まるのですが、期間限定ポイントは使いきれずに失効してしまうこともありますよね。
楽天でんきの支払いには期間限定ポイントも使えるので、ポイントの有効期限ギリギリになって何か買わなくちゃと焦らずに済みます。
わが家は楽天ポイントでお支払いをしているので、現金のお支払いは0円で済んでいます。

楽天でんきと東京電力の電気代を比べてみた
東京電力から楽天でんきへ変えるといくらお得になるか計算してみました。
比較する料金プランは
- 楽天でんき:東京電力エリアの一般家庭向けであるプランS
- 東京電力:一般家庭向けのスタンダードS(関東エリア)
で計算しています。
東京電力の契約が30Aの場合 誰でも毎月60円以上おトク
楽天でんきと東京電力の30A契約と比較すると次のようになります。

楽天でんきには基本料金がないので全く使用しなければ基本料金分だけ楽天でんきがお得になっています。
電気使用量が少ないときには
楽天でんきの従量単価:26円>東京電力の従量単価:19.52円
なので基本料金分の差が少しずつ小さくなっていき、もっとも小さくて60円になります。それでも楽天でんきの金額が東京電力の金額を上回ることがありません。
電気使用量が多くなると、
楽天でんきの従量単価:26円<東京電力の従量単価:30.02円
となるので、電気使用量が多ければ多いほど楽天でんきで節約できる金額が大きくなります。
東京電力の契約が40Aの場合 誰でも毎月300円以上おトク
楽天でんきと東京電力の40A契約と比較すると次のようになります。

東京電力の基本料金が1,123円なので、その分楽天でんきで節約できる金額が大きくなります。
どの電気使用量でも楽天でんきの金額が東京電力の金額を下回る=節約できる状態になっていて、一番少ない人でも毎月300円楽天でんきがお得になります。
年間だと3,600円以上節約できるとすると大きいですね。
電気はこれからも必ず使い続けるものなので、30年間だと10万円以上の節約になります。
東京電力の契約が50Aの場合 誰でも毎月600円以上おトク
楽天でんきと東京電力の50A契約と比較すると次のようになります。

東京電力の基本料金が1,404円なので、その分楽天でんきで節約できる金額が大きくなります。
どの電気使用量でも楽天でんきの金額が東京電力の金額を下回る=節約できる状態になっていて、一番少ない人でも毎月600円楽天でんきがお得になります。
年間7,200円以上の節約です。
東京電力の契約が60Aの場合 誰でも毎月900円以上おトク
楽天でんきと東京電力の60A契約と比較すると次のようになります。

東京電力の基本料金が1,685円なので、その分楽天でんきで節約できる金額が大きくなります。
どの電気使用量でも楽天でんきの金額が東京電力の金額を下回る=節約できる状態になっていて、一番少ない人でも毎月900円楽天でんきがお得になります。
年間10,800円以上の節約になります。
最もおトクなのは120kWh以下、300kWh以上
東京電力の主契約(30A~60A)ごとに楽天でんきとの金額の比較をしましたが、どれだけ楽天でんきに切り替えたら節約できるのかをグラフ化しました。

東京電力のスタンダードS、40Aで計算してみましたが傾向は他の契約でも同じです。
楽天でんきが基本料金がない分、少ない電気使用量では基本料金分楽天でんきが節約できています。
300kWh以下の従量料金が楽天でんき>東京電力になるので節約できる金額は小さくなっていきます。
301kWh以上の従量料金が楽天でんき:26円<東京電力:30.02円なので多く使用する人ほど節約金額が大きくなります。
東京電力から楽天でんきへ切り替えをした場合で最も節約できる人は次の人です。
- 使用量が少ない120kWh以下の人
- 使用量が多い300kWh以上の人
楽天でんきに変えたら1,200円以上安くなった
わが家も楽天でんきへ変えたら電気代がとても安くなりました。
直近の6月分の請求書は次のとおりです。

73kWh使って1,898円。東京電力の場合は3,110円かかる計算(燃料費調整額・再生エネルギー賦課金を除く)なので、なんと1カ月で1,200円も節約できたことになりました。
さらに、支払いは楽天ポイントで支払ったので請求金額は0円になっています。
さらに楽天ポイントでの支払いにもポイントが付くので、10ポイント獲得しています。
小さい金額ですが、また楽天でんきへの支払いにも使えるしコツコツとした節約になりますね。
楽天でんきがおすすめなのはこんな人
東京電力の料金との比較を主に書きましたが、まとめると
誰でも楽天でんきへの切替で電気代が節約できる
特に楽天でんきへ切り替えがおすすめな人は電力使用のメリハリがある人です。
楽天でんきは基本料金がないので、普段はあまり使わないけど多めに使う時期もある、
つまり、次のような人が最も楽天でんきへの切替がおすすめです。
- 普段は電気の使用を節約している人
- 太陽光発電やエネファームで発電しているので、普段はあまり電気を使わない人
- 真夏や真冬の時期は冷暖房で消費電力が大きくなる人
切替の申し込みも簡単なので、ぜひ楽天でんきへ切り替えて電気代の支払いを節約して、より家計が上手にやりくりしていきましょう。
楽天でんきへの切り替えはスマホで5分
でも、電力会社の変更って面倒くさいんでしょ?
と思うかもしれませんが、めっちゃ簡単なんです。
楽天でんきの公式サイト
①まずは楽天でんきの公式サイト
②「楽天でんきのお申し込みはこちら」をクリックします

③楽天IDでログイン
④クレジットカードを選択(楽天に登録してあるクレジットカードが表示されます)
⑤申込画面になります。

電力会社が「東京電力エナジーパートナー」の人は「その他の電力会社」を選択⇒空欄に手入力する必要があります。
ほかの部分は検針票(東京電力からもらう明細)を見ながらその通りに入力するだけです。
⑥必要事項を入力したら、1カ月くらいで利用開始のメールが来ます。
これで切り替え完了!
電力会社の変更はスマホを格安simに変えるより簡単です。
楽天ユーザーは楽天でんきに切り替えない理由がありません。もっと早く楽天でんきに変えていればよかったと思うくらいです。
今なら楽天ポイント2000円分もらえるので、まだの人はぜひ楽天でんきに切り替えてみてくださいね。
