わが家はマイホームを新築する際にじぶん銀行の住宅ローンを借りました。
多くの人は住宅ローンを借りるのは一生に一度です。 一度借りた住宅ローンは数十年にもわたってずっとついて回る借金です。
どこから借りるか、何年間の返済プランにしたらよいかなどどのように決めたらいいか分からないことばかりですよね。
じぶん銀行で借りることにした理由をメリット・デメリットに分けて書いていきます。
住宅ローン選びの4つのポイント
わが家が住宅ローンを選んだときに重視したポイントは次の4点です。
この4点さえ押さえておけば自分に合った住宅ローンを見つけることができると思います。
ポイント① 住宅ローンを借りる手続きに時間をかけない
わが家は住宅ローンを借りる手続きに時間をかけたくなかったため、店舗に行かなくても借りることができるネット銀行を選びました。
都銀や地銀の住宅ローンを借りると、銀行の店舗に出向いて銀行員と打ち合わせをして住宅ローンの金額や金利を決めて…ということになろうかと思います。
そんな面倒なことはごめんです。
ポイント② 金利などの費用を安く抑える
住宅ローンを借りる際にかかる諸費用を出来るだけ少なく済ませることを重視しました。
住宅ローンを借りる費用はどのようなものがあるしょうか?
主なものは次の3つです。
- 金利
- 事務手数料
- 契約書に貼る収入印紙
- 団信などの必須保険費用
金利はもちろんのこと、契約書に貼る収入印紙も数万円かかりますし、住宅ローンを借りるために入らなければならない保険費用もあります。
ポイント③ 団信の保険の内容の充実度・安さ
住宅ローンを借りるときは 「団体信用生命保険」 という保険に入らなければいけません。略して「団信」です。
団信とは住宅ローンの返済中に借り手が死亡した場合、保険金で住宅ローンの残額が弁済される制度です。
病気や事故で働けなくなり住宅ローンの返済できなくなることも起こりえます。そのため金融機関ごとに独自の保険をオプションを用意しています。
といったことは住宅ローン選びの大事なポイントです。
ポイント④ 繰り上げ返済の自由度
住宅ローン完済までの期間は平均14年だそう。35年ローンを借りても本当に35年間ローンを払い続ける人は少なく、多くの人が繰り上げ返済をします。
繰り上げ返済をすれば、借入期間が短くなり、住宅ローンの金利負担は軽くなります。
ただ、繰上返済をするためには事前に申し込みが必要だったり、手数料がかかることがあるんです。
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じぶん銀行の5つのメリット
わが家がじぶん銀行を選んだのは住宅ローン選びのポイントの4つの点で最良だと考えたからです。それぞれポイントごとにじぶん銀行のメリットの内容をまとめます。
住宅ローンを借りる手続きが簡単
じぶん銀行の住宅ローンを借りる手続きはとても簡単。インターネットで申し込みをするだけで済みます。
じぶん銀行で借りるときの手続きは以下のとおりでした。(赤字はネット上で完結するもの)
2017年8月5日 | 仮審査の申し込み(ネット) |
2017年8月7日 | 仮審査承認(メール) |
2017年12月12日 | 本審査申し込み(ネット) |
2018年1月12日 | 本審査承認(メール) |
2018年4月26日 | 借入意思の確認(電話) |
2018年5月12日 | 司法書士との面談 |
2018年5月15日 | 住宅ローン入金 |
- 仮審査から本審査承認までネット上で完結
- 提出書類はすべてPDF⇒マイページからアップロード(郵送しなくてOK)
- じぶん銀行の行員と話す機会は、借入の意思確認の電話のみ
10年固定の金利が安い
じぶん銀行の特徴は10年固定の金利がとにかく安いこと。わが家がネット銀行の中でじぶん銀行を選んだいちばんの理由はこれです。
わが家は10年固定の住宅ローンを金利0.64%で借りることができました。固定金利でここまで安い金利はなかなかありません。
後悔しないよう自分にあった金融機関から住宅資金を調達し、素敵な家を建設してくださいね。

後悔しないよう自分にあった金融機関から住宅資金を調達し、素敵な家を建設してくださいね。

他の金融機関では住宅ローン〇%と謳っていても、本当にその金利で借りられるかどうかは審査次第で、金利が上乗せされることがあります。
じぶん銀行は審査に通れば誰でも同じ金利で借りられることができる明瞭で分かりやすい仕組みです。
契約書がないので収入印紙代がかからない
じぶん銀行で住宅ローンを借り入れると契約書がないので、契約書に貼付する収入印紙も不要です。
3,000万円の住宅ローンを借りると20,000円の収入印紙を契約書に貼らなければなりません。じぶん銀行は契約書がないので、3,000万円を借りる場合、他行と比べて20,000円節約できます。
金利の上乗せなしで一般団信とがん50%保証がついてくる
じぶん銀行は金利の上乗せなしで、保険の内容が充実しています。

じぶん銀行のサイトより引用
- 一般団信
- がん50%保証
- すべての病気・けがで入院180日以上⇒住宅ローン残高0円
①金利の上乗せなしで一般団信に加入
死亡や余命6カ月以内⇒住宅ローン残高がゼロになる
②金利の上乗せなしでがん50%保証
がんと診断されたら就労不能状態を問わず⇒住宅ローン残高が半分になる
③金利の上乗せなしですべての病気・けがで入院180日以上
精神疾患を除く病気・けがで入院180日以上⇒住宅ローン残高ゼロになる(2019年3月~開始)
繰上返済が手数料が無料
繰上返済手数料を取る金融機関があるなか、じぶん銀行は繰上返済手数料が無料です。インターネットで申し込みができます。
手続きが簡単で、しかも無料でできるのはとても魅力的です。
auユーザーは最大4万円キャッシュバック
携帯電話auの人は毎月500円がauウォレットに5年間キャッシュバックされます。わが家はauユーザーなので合計3万円キャッシュバックされる予定です。
今はauでんきを契約すると1万円がキャッシュバックされますので、最大4万円お得ですね。
じぶん銀行の4つのデメリット
じぶん銀行で住宅ローンを借り入れることにはデメリットもあります。デメリットについては次のとおりです。
すべてインターネットなので本当に手続きができているか不安
住宅ローンの申し込み・申し込み状況の確認・借入実行までの手続きはすべてインターネットで行われます。
じぶん銀行の行員の方とも会う機会がなく、申し込み状況はネットのマイページから確認できるのみで、本当に手続きができているのか不安になります。
契約書がないので住宅ローンを借り入れいてることを表す紙の資料がありません。
こんな人はじぶん銀行の住宅ローンはおすすめできません。
- インターネットでネットショッピングもしたことがない人
- ペーパーレスの環境に慣れていない人
- 細かいことを銀行員に確認しながら手続きを進めたい人
35年の長期金利は高い
じぶん銀行は35年とか長期間住宅ローンを借りると金利が高いです。
じぶん銀行の35年固定の金利は他行と比べて高いです。
わが家が借りた10年固定の住宅ローンは、借り手から最初の10年間は金利を引下げる「当初期間引下げプラン」というもの。安い金利は借入から10年間だけです。
10年固定は借入当初の金利引き下げ期間10年が過ぎると金利は他行と比べて高くなってしまいます。
事務手数料が最初に何十万円も引き落とされる
ネット銀行は金利が低い代わりに、事務手数料がとても高いです。
事務手数料 | 借入金額×2.20%(税込) |
ちなみにわが家が支払った事務手数料は消費税が8%の時なので
2700万円×2.16%=583,200円
この金額が住宅ローンが振り込まれたあとに口座から引き落とされます。これはちょっと痛いですよね。
消費税が10%になったので、今だったら
2700万円×2.20%=594,000円
必要になります。
抵当権設定登記をした後でないと住宅ローンが振り込まれない
じぶん銀行は家が完成してから住宅ローンが振り込まれるまでのスケジュールがタイトです。
じぶん銀行の手続きの流れ | 地方銀行の手続きの流れ |
家完成 ↓ 建物表示登記 ↓ 保存登記 ↓ 抵当権設定登記 ↓ 住宅ローン振り込み ↓ 住宅代金の支払い ↓ 引き渡し | 家完成 ↓ 建物表示登記 ↓ 住宅ローン振り込み ↓ 住宅代金の支払い ↓ 引き渡し ↓ 保存登記 ↓ 抵当権設定登記 |
積水ハウスの営業マンによると、地方銀行で住宅ローンを借りた方は家の引き渡しが終わってから保存登記や抵当権設定登記をゆっくりやっているとのこと。
じぶん銀行は抵当権設定登記まで完了していないと住宅ローンが振り込まれません。住宅ローンが振り込まれないとハウスメーカーに代金を支払えないので引き渡しもできないことに…。
家が完成したらスピーディーに登記をしないと家の引き渡しが遅れてしまいます。
ほとんどの人はハウスメーカーに登記の手続きをお願いするので問題ありませんが、自分で登記の手続きをやろうとするとスケジュールがかなりキツイと思います。
じぶん銀行住宅ローンのメリット・デメリットまとめ
メリット
デメリット
後悔しないよう自分にあった金融機関から住宅資金を調達し、素敵な家を建設してくださいね。


初めまして。じぶん銀行の変動金利で検討しています。35年固定は金利が高いとのことですが、変動金利はどう見られますか?よろしくお願いいたします。